東陽テクニカ製 CAMAC クレートコントローラ CC/7000 (ISA インターフェース) および CC/7700 (ISA, PCI インターフェース) を Linux で利用するためのデバイスドライバです。 カーネルバージョンは 2.0.x と 2.2.x をサポートしています。
シングルアクションによる遅い操作だけでなく、 デバイスドライバの割り込みルーチンにイベント処理を記述する事により、 ハードウェアの最速の応答速度でデータ収集を行う事が出来ます (ソフトウェアの作法上は反則技と思いますが、実利優先と言う事で…)。
これを使った簡単なデータ収集システムのサンプルが付属しています。 Tcl/Tk を使ったグラフィカルな操作と CERN library HBOOK/PAW による ヒストグラミングおよび表示が可能です。
おまけとして Tcl/Tk から CAMAC 操作 (ただしシングルアクションのみ) を行うためのローダブルライブラリも付けました。
現在の配布元はこちらです。 ではお楽しみください。
岡村 弘之 (埼玉大学理学部)